2016年6月30日木曜日

7月28日(木)安部塾新大阪特別講座「巻き肩と呼吸の関係」の御案内

7月28日(木)、安部塾新大阪特別講座「巻き肩と呼吸の関係」の詳細です。

→ 安部塾新大阪特別講座詳細

御参加、お待ちしております。

スマホと首

2016年6月27日月曜日

トカゲの型で股関節の機能改善

昨日の下関集中講座の様子です。

6月26日安部塾下関集中講座の振り返り。今日の側線も凄かったです!


夏といえば、トカゲです。

トカゲの型

元々の僕たちの股関節のポジションはコレが正解です。

トカゲの股関節

魚類の腹びれ→両生類の後脚→爬虫類の後脚→ヒトの脚


安部塾の股関節機能改善の基本です。

25年間変わらない伝統的テクニックです。


7月の東京でも、たくさん解説します。

IBUKI安部塾予定


御参加、お待ちしております。

2016年6月22日水曜日

関節・筋肉の状態は、現在の感情そのものなのです。

「なぜ、身体を壊すような運動を好むのか?」

真面目に生体力学を学んだ人なら、一度は疑問に感じますよね。

答えはこうです。

「その人の自動思考が、自己破壊的だから」

その証拠に、感情が不安定になっています。

脳と神経と臓器

思考→感情→行動→思考→感情→行動→・・・・(以下、繰り返し)。

身体の動きは、行動そのものです。

つまり、関節・筋肉の状態は、現在の感情そのものだということです。

その元になっているのは、認知(外界のとらえ方)です。


脳・脊髄・筋肉

なので、関節・筋肉の機能を改善したいのであれば、認知の歪みを直せばいいのです。

また、行動は思考に影響を与えますので、正しい動き方を学ぶのもアリです。

安部塾では、この両面から関節・筋肉の機能を改善します。

エクササイズだけで調子が良くなるほど、人間の身体は単純ではありません。


そして人は、実際に体験したことしか、きちんと覚えることができません。

見ただけとか、聞いただけとか、そんなものは記憶に残らないのです。


時間とコストをかけて身につけた技術・知識には誇りが持てます。

いえ、自分に誇りが持てるから、時間とコストをかけることができるのです。

元をとろうとか、得してやろうとか、そんな気持ちで身につけたものに誇りが持てるでしょうか?

持てるはずがありません。


いつの時代でも、どの場所でも、真摯に学ぶ人だけが誇りを持てる。

僕は、そう考えています。


関節・筋肉の機能改善とはつまり、自分の感情を自分で救うことなのです。

学問の力で。

2016年6月20日月曜日

正しく歩くために~昨日の薬院校集中講座のレポ記事など

■参加者が記事を書いてくれました。

→ ☆6/19 姿勢改善Hitomiヨガ 安部塾WS☆

→ 安部塾ワークショップ

→ 6月19日安部塾薬院校集中講座に参加して~大好きな空間安部塾


乳様突起水平の技

まあ、楽しいという点には自信あります(笑)。


参加した人には後悔させたくありません。

参加しなかった人には後悔させたいです。


主に、楽しみの面で(笑)。


6月25日(土)は、神戸の集中講座です。

神戸集中講座

6月26日(日)は、下関集中講座です。

下関5月スナップ

御参加、お待ちしております。

2016年6月19日日曜日

「人は一生をかけて横隔膜を鍛えていく」~屈曲・伸展の連鎖

昨日、FBに友人が書いた記事。

横隔膜ヤバい

そうそう。

何でも他人のせいにする人は、まともに呼吸ができていません。


横隔膜が下がるというのは、屈曲の連鎖。


屈曲連鎖(吸気)

上図の動きができてはじめて、まともに息が吸えるのです。

息吹は、呼吸のための学問と身体操作。

やれば、劇的に身体と人間関係が改善します。

理解しようとする素直な気持ちがあればだけど。


呼吸ができていないときは、エゴが暴走するので、理解しにくいんですよね。

吸気(屈曲)と呼気(伸展)のバランスがいいと、理解できます。

そのためには、側線が機能している必要があります。

で、側線が機能していないと、他人の話が聞けないというね。


良くなる人は、ますます良くなる。

悪くなる人は、ますます悪くなる。


そんなものです。


今日の薬院校集中講座の内容は『側線』。

お楽しみに。

2016年6月18日土曜日

屈曲連鎖と伸展連鎖~身体と心の姿勢を決める筋肉連鎖

屈曲連鎖

この数日、屈曲連鎖と伸展連鎖を指導しています。


屈曲連鎖は、心身ともに『内向・閉鎖』。

伸展連鎖は、心身ともに『外交・開放』


これが理解できると、自分で中立に戻せます。


安部塾といえば、『中心軸伸展』。

屈曲と伸展のバランスをとるのが基本です。

不必要な自動的運動=りきみに気づいて、それをやめること。

原理は、とても単純です。


首と手首の伸展連鎖

いちばん問題なのは、中立状態にないと、他人の話が聴けないこと。

あ、眼も視えません。

体内感覚も鈍麻します。

気持ちの浮き沈みも激しくなります。


いいことなんて、ひとつもありません!


中立状態でいましょう。

2016年6月17日金曜日

脚の機能を理解するなら、トカゲの後脚について学ぶ必要がある。

昨日は、脚についての解説をしました。

とかげ

進化の過程で、後脚が内旋して裏面が側面へと変化しました。

よつんばいでの腕や脚の使い方を考えるとき、この知識が不可欠です。


で、トカゲの型です。

トカゲの型

安部塾、夏の定番型です。


これやると、股関節の機能改善ができます。


貞子じゃないよw

来る・・・・・・・きっと・・・・来る・・・・

2016年6月16日木曜日

首の緊張の解放~息吹の姿勢改善技法

2年前、僕がよく解説していた技法です。
首の解放~息吹

足の内返し・外返しができるようになった人たちは、奇跡を感じているでしょう。

安部塾において最も大切なのは、『継続参加』です。

☆にならないこと。

ちゃんと継続できている人たちには、その意味がよくわかると思います。


ひとつひとつの講座は、『点』でしかありません。

ある日突然・・・・・・『線』に、『面』に、『立体』になります。

インスタントな効果を期待する人には縁のない世界。

それが、安部塾のラビリンス(笑)。


数年通ってはじめて、当時の説明の意味が理解できる世界なのです。


で、最近は、これですね。

魚の骨格


四肢動物

四肢は魚類の対鰭(ついき)から派生した構造で、前肢は胸びれ、後肢は腹びれが発達したものである。

現在の普通の魚類(条鰭亜綱)では腹びれは胸びれに近い位置にあるが、肺魚類など、いわゆる古代魚では腹びれは肛門近く、体のかなり後方にあり、これは後肢の位置に近い。

普通の魚類の鰭は膜状部が発達し、それを支える部分は小さいが、シーラカンスでは基部の肉質部が発達しており、内部にはそれを支える骨がある(肉鰭亜綱)。両生類の祖先もこれに近い構造を持っていたと考えられ、これが手足や指の骨に発達したものと考えられる。

また、鰭が四肢と異なる点は、その骨格が背骨とつながっていないことである。つまり、肩と腰の骨が魚類にはない。

四肢動物
魚と動物の違い。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9-764405


魚は側屈、哺乳類は伸展・屈曲。

安部塾では、このあたりを徹底的に学びます。


ひれと脚について知ることが大切なのです。

ヒレと足

今日の塾生講座とグループレッスンで、詳しく解説します。

2016年6月14日火曜日

側線が整うと、体調が良くなるだけでなく、人間関係もよくなります

東京集中講座で、48歳の誕生日を、お祝いしてもらいました。

ありがとうございます


毎年のことですが、活動続けてきてよかったなって思います。


今回のテーマは、耳と体側。



内耳の機能

で、そこからの股関節の解放!!


股関節伸展・膝関節屈曲

ねじる!

股関節~らせん
はめる!

股関節~伸展

内耳の機能を全開にすると、人間関係がよくなります。


「人間関係がよくならないようなエクササイズなんてやめてしまおう!」


わりと本気で、そう思います。


ジムやスタジオを選ぶ基準は、

「人間関係が良好なこと」

に、尽きると思います。


で、安部塾では、参加者に良き出会いが訪れるように、

ひたすら側線を刺激!!!!

です(笑)。


福岡・薬院校での集中講座は、6月19日(日)です。

→ 薬院校集中講座


ついでに、首の整え方もやることにしました(^^♪

2016年6月10日金曜日

姿勢の制御と眼と内耳と首と脚

眼と内耳と首と脚の姿勢制御の図

眼・内耳・首・脚・脳

今日の塾生講座とグループレッスンのネタです。

2016年6月9日木曜日

眼と耳と足底の感覚の改善が、生体力学的姿勢連鎖の源なのです。視機能の改善と内耳の機能と足底の機能の改善なくして、ほんとの意味での姿勢の改善はできません。

視機能の改善が姿勢の改善につながるの図。

生体力学的姿勢連鎖

6月11・12日の東京集中講座で、詳しく解説します。

6月19日(日)の薬院校集中講座でも→『歩行と呼吸と体側線~足底と耳をつなぐ』


視機能の改善と内耳の機能と足底の機能の改善なくして、ほんとの意味での姿勢の改善はできません。


身体を動かす以前の問題です。


視機能の改善と内耳の機能と足底の機能の改善なくして、ほんとの意味での姿勢の改善はできません。

大事なことなので、2回書きました。

アナトミートレイン第3版で筋筋膜経線を学ぶ~人体の張力ネットワーク

筋筋膜経線は、ひとつの説として知っておくと面白いです。

アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線



張力のネットワークとして人体をイメージすると、動きやすくなります。

人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ



定番ネタですが、縮めるべきところを縮めていれば調子が良くなります。


伸びやすい筋肉にするような考え方を、僕はしません。

縮みやすい筋肉にすることを考えます。

縮みやすくするために伸ばすのはアリだと思います。

関節をゆるめるのはナシです。


関節はしまっていて、筋肉はやわらかくて(触感)、動きはしなやか。


それが基本です。


心は身体にあらわれます。

なので、身体の美しさを見れば、心の状態がわかります。

身体訓練だけで身体がつくれるとは考えていません。

思考訓練(認知の歪みを正す)が不可欠だと考えています。


体調悪い&体型崩壊しているときほど、思考訓練を否定しがちです。

体調良好&体型美麗なときは、思考訓練が楽しいものです。

思考訓練が楽しくないという状態は、非常にまずいと思います。

とっかかりとして、筋筋膜経線や人体の張力ネットワークについて学ぶといいと思います。


認知の歪みを正すまで苦しみは続くわけですから、はやいとこ思考訓練した方がいいんですけどね。


7月は、思考訓練月間にしたいと思います。

2016年6月7日火曜日

ねじりの型で、股関節と肩関節をつなぐ。ウェル・バランス~いびつな形でも理屈に合っていなくてもそれでバランスがとれるのならそれで正しい。

ねじりの型

暖かくなってきたので、ねじりの型をやってます。

安部塾では、型の完成を目指しません。

均衡(バランス)がとれていればよしとします。

全身が調和していれば、それでいいと考えているからです。


MOAMINのマスター的に言うと・・・・・・


Well-Balance(ウェル・バランス)

「一見バランスが崩れているように見えても、実は調和が取れているものがある」

「いびつな形でも理屈に合っていなくてもそれでバランスがとれるのならそれで正しい」

ですね。